I'll just do it

物流とは何か?

めまぐるしく変化するテクノロジー。
そんななかでも最近の物流の変化について、考えてみました。
 
 日本でもニュースなどで注目されているドローンですが、amazonとグーグルがリードしているようです。グーグルはドローンによる宅配を2017年から実用化しようとしています。一般的なドローンとは異なり、グライダー型をしているようです。amazonはPrimeAirでドローンによる配達計画を進めていますが、米国の規制があってうまく運んでいないようです。日本では千葉県の幕張新都心でドローンによる宅配が実施されると言います。米国では最先端技術を実験するゴーストタウンがあり、そこでの実験も期待されます。このように、物流はトラックからドローンへと移行する動きがあります。
さらに、自律走行車も実用化へ向かっています。ロンドンでは自律走行車が公道を実験的に走りました。スイスも今年から、自律走行のバスを導入するようです。自律走行では、グーグル、フォード、テスラなどが有名ですが、アウディも実験的に走行しています。ヨーロッパの自動車メーカーが続々とロボットカーへの進出を発表しています。何年か前まではロボットカーというとグーグルの実験のイメージが強かったのですが、日本の日産もCMをしているように、自動車メーカーが今までの技術の積算を強みに、新しい製品を開発しているようです。物流にロボットカーを参入させるときに欠かせないのが配車システムです。これは、Uberなどのカーシェアリング企業やタクシー会社や運送会社などが早期に参入しているでしょう。ツイッターの元CEOのジャック・ドーシーがツイッターを考案する前に配車システムを考えていたといいます。テレビで見る限りでは救急車のシステムがそれに近いとおもいました。配車システムはそれほど複雑なシステムではないので、既存の企業がそのノウハウから追求するとおもわれます。しかし、フォードがFordpass」というサービスを立ち上げたことからもわかるように、自動車メーカーが「モビリティカンパニー」に転身する傾向があります。
 
 ユーザとしては運輸が無人になるのは、運転する人のストレスを考えると、いいことかな、と思います。自動運転の事故の面では、やはり「アクセルとブレーキを踏み間違える」のような基本的な誤りによって一生を棒に振るような事柄は変えたほうがいいと思います。このような誤りをヒューマンエラーと呼びますが、技術によってヒューマンエラーが減少すればいいと思います。例えば暖炉がだるまストーブになり、石油ファンヒーターになり、寒冷地エアコンになったような変化を私たちは経験しているし、その過程で既得権益が反発したり、訴訟が起こったりするような過去もあるのだから、運転の無人化の変化も受け入れるべきと思います。しかし、その変化はゆるやかに移行しなければいけません。製品の宣伝も含め、社会に浸透するには段階を経るべきです。例を挙げると、サービスはモバイル端末から利用することが多いと思ので、スマホの普及がさらに進み、そのアプリのインストール方法、時にはアンインストール方法を、ユーザが独力でできることが示された段階で次に進むべきです。さらに、テクノロジ化が進むことで懸念されることは「テクノロジ失業」です。
 中間層の機械化ということが言われています。運輸の自動化につれて単純に考えられることがドライバの失業と言うことでしょう。しかし、地上の輸送機に乗車するナビゲータのような役割にドライバがとってかわるのかもしれません。ドライバがナビゲータになるとき、必要な知識はやはりコンピュータに関することでしょう。若い世代を教育するのは容易かもしれませんが、中年以降の世代が失業したとき、その再教育は難しいと思われます。しかし、社会の構造が変化したとき、上の世代がついていけずに貧困になるということを回避しなければなりません。
 サービスマネジメントの分野に、管理プロセスというものがあります。・・まず、サービスでスクにインシデント(障害)が報告される。これはインシデント管理です。次に、インシデントの根本原因を突き止め、再発を防止する解決策を考える。これを問題管理と言います。次に、発生した問題によって生じたITサービスの変更を検討し、変更が確実に処理される実施計画をたてます。それを変更管理といいます。次に、変更管理で承認された変更を稼働環境に適用し、確認テストを実施します。これをリリース管理と言います。次にIT資産を管理台帳に記載します。これを構成管理といいます。このようにして5つのプロセスを通じて一般的にITサービスは運営されますが、わたしは、運送や集配の分野、これからのモビリティシステムにこの管理プロセスが重要で、既存のタクシー会社や運送業や自動車メーカーが協力すべきと考えます。企業がもつインシデントやそのノウハウを共有し、サービスを創るのが理想と思われます。先に管理プロセスと言うことを述べましたが、社会でプロセスを実現するためには協力が必要です。加害にインシデントを共有し、マネジメントしなければいけません。各企業はトラブルを秘密にする場合も多いと思われますが、企業の強みであるその秘密を共有しなければ、新しいモビリティサービスはスムーズに運用できないと思われます。日本にはノウハウを持った企業が多いです。新しい企業が新しいサービスを展開するのもよいですが、古い企業が新しいサービスに参入するほうが変化が緩やかなのでユーザにとってはよいと思われます。IT化にともなって情報を入力する側の責任も大きいと思います。よくオペレータの入力ミスは耳にしますが、チェック機能などが完璧なシステムであれば不安もありませんが、そうでない場合は、数値入力のミスや変換ミスで大きなロスが発生すると思います。
 福岡でタクシーが実験的に乗り放題で2万円台になりました。そこから、カーシェアリングが当然になる未来を考えると、都市自体が変化するのではと思います。ある記事で、どんどん都市に人が集中する、とありました。住宅が集合することがあたりまえになり、病院、公園、買い物、労働、すべてが住宅内にあるようになると、移動することにどんな意味があるのでしょうか。また、IOTですべてがネットワーク上にあるとすれば、わたしたちはどのような行動をするのでしょうか。前述しましたが、技術的な変化と言うのはゆるやかに移行するべきです。ITの変化はドッグイヤーといって犬の年齢のように変化が早いと言います。しかし、その変化に対応すべきと思います。
 今回、記事を書くためにIT関連ニュースを検索しましたが、WIRED.JPというサイトではロボットカーもドローンもニュースがあったのですが、C-NETJAPANなどでは掲載されていませんでした。このところ、国内のIT関連ニュースはセキュリティに注目しがちだと思います。モビリティシステムにとって、セキュリティも重要な点です。まずわたしたちは個人情報の管理からしっかりとすべきです。モビリティシステムでは位置情報サービスが必須となりますが、自分の位置を知らせることが普通の日常になっていることに気を配りましょう。
 まだまだ先の未来と思いがちですが、規制を乗り越えると、新技術ははやめに導入されるので、その変化に注目しましょう。運輸の変化は、これから楽しみです。
 
参考記事 wired.JP
「自動走行車、欧州各地で実用化への実験」
「グーグルはいかにしてドローン宅配の置き引きを防ぐか」
「フォード、「自動車メーカー」からの転身」